2020年6月5日
新配水塔見学。
常任委員会視察で敷島浄水場 新配水塔築造工事見学へ。委員会での現地視察は本当に久しぶりだった。
現在使用している配水塔はこの地区のシンボル的存在で「水道タンク」と呼ばれていて、昭和4年から現在も配水を続けている。敷島浄水場は、市内で最も古い浄水場で市内全配水量の約18%を占める前橋市内で最大の浄水場である。
配水塔の老朽化によって新しく建てられる配水塔はステンレス材を使用し、100年近く使用できるものになると言う。
中は足場が組まれタンクが組まれていく。
ステンレス溶接は特殊なもので高い技術が必要になる。何層にも重ねて溶接がしてある。
ステンレスの無垢材を使用。ステンレス材は腐食に強いため、コンクリートや鉄製のタンクと異なり内面の防水防食塗装が不要になりメンテナンスの費用と労力がかからない。ステンレス製配水塔としては日本で3番目の高さ(約33メートル)であり、群馬県内では最大の高さとなる。
最新の耐震基準に適合し、兵庫県南部地震(震度7)級の地震にも耐えられる構造になっている。完成は令和3年3月予定で費用は9億9千万円。
前橋市議会議員 岡 正己