2020年10月1日

議員の専門性。

山本龍前橋市長よりオンラインタウンミーティングのお誘いがあったので控え室にてLIVE配信を視聴した。

約300人ほどが1時間のタウンミーティングに参加した。初回ということもありシステム的な不具合などもあったが新しいことにチャレンジする姿勢はとても好感が持てる。リアルタイムで視聴者からの質問などがどんどん入ってくる感覚も面白かった。リアルなタウンミーティングよりも明らかに発言しやすい環境であることは間違いない。あとはそこの意見・質問をうまく拾っていくことでさらに有意義なものになると思う。

市長と市民が直接意見交換することで、それが市の政策に反映された時、我々議員は自分たちの存在意義を問い直さなければならない。議員とは市民の代表で最終的に議決権を持つが、最後に決めるところだけやっていたのでは意味がない。これからの議員はプロデュース能力が問われるようになってくる。専門性を持ちタウンミーティングにも様々なアドバイスができる立場でなければいる意味がないように感じる。今回のLIVE配信を観て、市長と市民との直接の意見交換はとても大変であると感じた。市民は千差万別、それぞれの意見が多すぎる。そこには多数決だけでは解決できないものも多い。

今回の市長のチャレンジは覚悟がなければできないことだ。臭い物に蓋をするような政治であれば絶対にできないことである。嫌なことや耳が痛いことも受け入れ、共に進む覚悟があることを感じ取れた。これからこのような機会は多くなっていくと思う。その時我々議員に求められることは何なのかを各議員が意識して活動していかなければならないと感じた。

前橋市議会議員 岡 正己

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