2020年10月2日
弁天通りを景観資産に。
前橋市景観資産登録制度に弁天通り商店街のアーケードを申請した。9月30日締め切りと言うことでギリギリの申請だった。この制度は前橋市には、前橋らしい良好な景観を創り出している素晴らしい資源が数多くあるので、これらの資源を本市が誇るべき「景観資産」として登録し、市内外へPRするとともに、大切に保全していくため、令和元年度に創設された。制度の特徴としては、権利制限を伴わない、前橋市独自の緩やかな制度で、当該資産の維持管理状況を把握することで、適切な支援措置が可能となり、他法令による上位制度への昇格や、支援制度の利用も期待される点である。
弁天通りのアーケードは正確にいうと「弁天通名店街アーケード」ということである。
昭和43年10月竣工ということは、今年で52歳になる。かなりの大先輩だ。申請に必要だったので当時の図面を拝見した。
柿木式アーケードということで当時はシャンデリアが吊るさがっていた。
当時の弁天通り商店街。現在の事務所がある場所は蓮池カメラ店というお店だったようだ。
歴史があるものを残していくことが前橋の歴史的風致につながっていく。昭和の雰囲気が今でも残っているというのは前橋市にとっても、市民にとっても宝なのである。
前橋市議会議員 岡 正己