公益社団法人前橋青年会議所７０周年記念事業「未来につなぐタイムカプセル」が前橋市児童文化センターで行われた。その様子は群馬テレビのyoutubeチャンネルでも見ることができる。

前橋市民などから募集した１０年後の２０３０年の自分に宛てた手紙など約７６０通がステンレス製のカプセルに入れられ埋設された。このステンレス製のカプセルは２０１０年に前橋青年会議所が主催したタイムカプセル事業で埋設されて今年掘り返したものを再利用した。カプセルにとっては束の間の地上であるがまた１０年間地中にいてもらうことになった。このカプセルは前橋の精密板金の株式会社アリギスさん製作のもので前橋のものづくり会社の技術の高さが窺える素晴らしい一品である。

印となるプレートもステンレス製。

予想よりも多く集まったのはコロナ禍が影響しているのかもしれない。皆この２０２０年という時代を１０年後の未来にどのように伝えていくのか。未来の自分に将来の夢を語りかけるのもいいが今の状況を手紙にすることにも意味がありそうだ。１０年後の前橋はどうなっているのか。高い理想を持ちながら日進月歩していくしかない。

前橋市議会議員　岡 正己