来年２月に任期満了により行われる前橋市議会議員選挙が近づいてきた。立候補を表明した人や、地域を回りだした人の噂は絶えず色々騒がしくなってきた。４年に１回のタイミングなので、皆それぞれの想いを持って奮起しているのだと思う。

噂レベルも含めてかなり多くの人たちが立候補をする予定のようだ。前橋市民の代表３８人を決める重要な選挙だけに市民の関心が高まることはとてもいい事だと思う。私も含め現職の議員は現在定例会の真っ最中である。

自然と質問にも力が入る。３日、４日、７日と３日間行われる総括質問では勇退する議員さんの質問もあるようだ。今までの想いが溢れたものになるのだと思う。想いはそれぞれかもしれないが議会としてはひとつである。先輩たちの言葉を噛み締めながら議席につきたいと思う。

話は変わって、１９８８年のビー・バップ・ハイスクール高校与太郎完結篇の中の前橋まちなか弁天通り。どうしても確認したくてレンタルDVDを借りてきた。呑龍マーケットに繋がる路地から今はなき弁天湯の中の乱闘シーンはまちの歴史を振り返れる貴重な資料となっている。

甘太郎焼よね屋は場所を変えて現在も営業中で、映画の中のこの場所は現在「ヤーギンズ」というギャラリーである。先日も外から観る作品のことをこのブログにて紹介した。今と重ね合わせて楽しむことができるのもモノが残っているからである。劇中に甘太郎焼きをほうばるシーンが出てくるが甘太郎焼を現在も前橋名物として食べられることも財産だ。

私たちの周りの当たり前こそ前橋の財産なのだ。

前橋市議会議員　岡 正己