2020年12月3日
社会の入り口。
前橋市立第三中学校のPTA行事「青少年と未来をつなぐ教室」に本部役員としてして参加した。中学校1年生を対象に地域の大人達が自身の仕事の説明を行う。
生徒たちは皆真剣な表情で耳を傾けていた。5、6時間目を使って合計で6種類の仕事の話を聞く。以前は全ての職種を体育館に集めてやっていたが今回は新型コロナウイルス感染症対策でソーシャルディスタンスをしっかりと取り、体育館や各教室に別れての実施となった。結果的に話に集中できる設営になったと思う。
世の中にはたくさんの仕事がある。私がスタイリストという職業に出会ったのは高校1年生の時だ。国道17号沿いのドコモショップで携帯か何かを契約しているときに置いてあった雑誌に載っていた。自分がやりたい職業は「これだ!」と生まれて初めて感じたことをよく覚えている。その後スタイリストになってから知った職業もあるし、未だ私が知らない職業もあるだろう。
さまざまな職業人の話は社会の入り口だ。電柱や信号など当たり前のようにあるものにも仕事として関わっている人たちがいるし、世の中に見える仕事ばかりでもない。さまざまな職業人の話で今まで見えていたものが違って見えるかもしれない。
前橋市議会議員 岡 正己