弁天通り商店街が前橋市景観資産に登録された。これはとても嬉しいニュースだ。

これも商店街の方々が毎月３日に弁天わっせを１０年以上も続けていたり、映画やCMなどの撮影に協力的であったことも要因のひとつだと思う。このお知らせを一番最初に弁天通り商店街の岸会長に伝えるために市役所に認定通知を取りに行き直接お渡しすることができた。

少し前まで昭和っぽい、暗い、行かないなどと言われていた場所が、前橋市の資産として認定されたということだ。この曲がりくねった商店街はどこまでも続くかのように撮影することが可能で、様々な作品の中に登場する。代表的なものに「そして父になる」や「ビーバップハイスクール」などがある。

これからの地方都市はどれだけ“らしさ”を残していけるかがポイントだと思う。大手チェーンなどによってどこもかしこも同じ顔をしてしまっている地方都市。その中で光るものは個性だ。自分たちの個性に自信を持つことが大切である。

今回の景観資産登録制度は登録されたからといってなにかが優遇されるわけではないがこの弁天通り商店街が前橋市民のプライドとして認められたと感じることで未来につながっていくのだと思う。

前橋市議会議員選挙　告示日まで１６日

前橋市議会議員　岡 正己