2021年9月19日
初日。
広瀬川文化交流初日。広瀬川SHOW展と弁天リスニングストリートからスタート。
弁天リスニングストリートの開始時間に合わせるように雨が降ってきた。アーケード内の有線放送、各5店舗からのラジオ放送、そして雨音も重なりかなりの多重音声がアーケード内に轟いていた。
全体で50名程度の参加となったが、それぞれ距離を取りながら店前におかれたラジオや貸出用のポケットラジオを聴いたり、それぞれで楽しんでいた。今回で2回目となるがまだまだ改善箇所は出てきた。
「コロナ禍でも文化を止めない!」と高らかに宣言をして始まったこの企画だが、やはりコロナ禍のイベントの難しさを感じる。私はボランティアとして、今までの自分の経験値などからできる限りの協力をしているだけだが、主催者のことを考えると、こんなにめんどくさいならいっそのこと全て中止と判断してしまうのもわかる。やったらやったで色々な僻みやっかみを受けることになる。今や全国各地にいる正論ポリスが自分の考えが正しいと主張してそれにそぐわない人たちを否定する。
みんな違ってみんな良い。そんな理想とは程遠い。
□本日のめぶき 「分断」
コロナ禍は社会にある分断を浮き彫りにした。特に嫉妬や妬みという部分でその溝が深くなっていく。違う他者を受け入れることが難しくなっているようだ。個々に感じている人々の不満の矛先は公に向いていく。誰かが悪い、市が悪い、県が悪い、国が悪い、その先は更なる分断しかない。
前橋市議会議員 岡 正己