自転車で朝ごはんを食べにいく。ついでにいつも聞いているラジオ番組を観に行く。FM群馬のスタジオCLUB AIRだ。県域のラジオ局のスタジオがあるのは県庁所在のメリットでもある。

ラジオは最高だ。聴くものであるが観に行くこともできる。朝からたくさんの人がスタジオに来ていた。CLUB AIRというネーミングもとても良い。目に見えない空気の中に様々なドラマがある。ラジオは目が奪われないので「ながら」が可能だ。料理をしながら、洗濯をしながらなど何かにプラスできるメディアだ。偶然流れる思い出の曲なども良い。それだけで１日が特別になる。QUEENの名曲、Radio ga ga の中の歌詞は今も我々に何かを訴えてくる。「ラジオの時代があった、ラジオには力があった。」では今はどうか？　radicoによってそのメディアとしての価値も再確認されている。インターネットラジオのタイムフリーという機能はラジオに新しい価値を与えてくれた。いつでもあの時を振り返ることができる。ラジオというメディアは残る。ではテレビはどうか。

前橋市議会議員　岡 正己