事務所の入るビル「REBONES」１階の月に開くで音楽イベント「STAYTUNED」が行われた。ビルの名前が「REBONES」で生まれ変わるの意味の「REBORNS」ではないのは、スペルミスではなくて元々ビリーという外国人が経営していたBONESBARというお店の名前に由来する。まちと呼ばれるところには様々な文脈が存在するので掘り返した時の面白さもある。

普段は前橋市のお隣高崎市で開催ということもあり、弁天通り商店街に初めてくるという人もいた。外から見たときにどのように見えているのかはとても参考になる。やはり前橋らしく面白いところだと認識してくれたようだった。商店街には住んでいる人もいるので音などの影響が未知数で内心ドキドキしていたがなんとか終了することができた。

前橋の商店街でお店を経営するのは決して楽ではない。待っているだけではお客さんは来てくれない。自ら何かを企画して呼び込まなくてはならない。そのときに音楽というのも重要なコンテンツだ。普段は前橋に来ない人が企画によってわざわざ来てくれる。その時に、商店街のポテンシャルをどこまで伝えることができるか。弁天通りには駄菓子屋がある。はじめて一人でお買い物に行った子がいてとても嬉しくなった。一人で買えた満足そうな顔はみんなを笑顔にしてくれた。はじめてのお使いは是非弁天通り商店街で体験してほしい。

前橋市議会議員　岡 正己