2022年6月1日
6月18日(土)、前橋市立前橋高校同窓会総会。
【6月18日(土)は前橋市立前橋高校同窓会総会です】
私は令和2年より同窓会長を務めております。
平成11年に卒業しました。1年生の時は現在の総合福祉会館のある日吉町の校舎で2年生の時に現在の校舎に移転するという変化の時でした。もともと女子校だったこともあり男子はまだ少なく校舎内では肩身の狭い思いをすることもありましたが、それも良い思い出です。
本校は92年の歴史がある学校です。唯一の前橋市立の高等学校であり、前橋市立高等家政女学校、前橋市立高等女学校、前橋市立女子高等学校、そして現在の前橋市立前橋高等学校へと時代とともに変化してきました。
私は幸運にもこの同窓会のおかげで先輩方から女学校当時の様子や、戦時中の話などを聞くことができました。その多くの先輩たちの功績はこの前橋の礎となって今の私たちを支えてくれています。
高校生という多感な時期には、将来を左右するような経験をすることがあります。学校の授業だけでなく、部活や友人とのかけがえのない時間、先輩や後輩との繋がりや、本当に好きなものに出会うということもそうです。本校には、92年分の多くのそれぞれの青春が詰まっていると思うととても感慨深いものがあります。
この92年という歴史を振り返ることで、これからの未来を生き抜くヒントがあるかもしれません。「周年」の意味は過去を振り返ることにあると思います。
92年という長い年月で様々なものが変わりました。価値の転換もそのひとつです。価値があったものの価値が認められなくなったり、正しいと思い、かつ便利という名の下に技術進化してきたことが、未来への負の遺産となることもあります。
今、求められているのは新しい価値の創造です。それは今を疑うことから始まります。
唯一の前橋市立の高校としてその存在感は、日に日に増している印象を受けます。前橋市立の唯一の高校として「市立前橋」にしかできない先進的な取り組みをしていただきたいと思っています。
同窓会としても在校生のサポートや学校の発展に寄与できるよう誠心誠意努めていきます。
さて、大変長くなりましたが同窓会として力を入れて取り組んでいることは同窓生の掘り起こしです。学校のホームページを同窓会としてリニューアルし、同窓会のページも充実させていきます。
是非観ていただきたいです。
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https://ichimae.ed.jp
同窓生でも同窓生ではなくてもこの機会に生徒達の活躍を肌で感じていただきたいです。