2018年4月14日

その男、まるじ。

焼きまんじゅうという名物がある。
群馬県の名物として、堂々とそのセンターに君臨している。

そんな焼きまんじゅうにとりつかれた男がいる。
焼きまんじゅうを食らう!」というブログで200店舗以上の焼きまんじゅうを食い尽くした男。

まるじである。(本名:円城寺 司)
本名からは格式の高さを感じるが、本人は一言で言うと変態だ。(いい意味)

まるじさんとの付き合いは2011年、私がラジオ局にいた時に日赤前田中屋さんという
焼きまんじゅう屋さんに紹介していただいたのがきっかけ。

日赤前田中屋のさとしさんにはラジオのパーソナリティをやってもらっていたので
その繋がりで「今からチョー変な人、局に向かわせるから」と連絡が入る。

出会った瞬間に、この人只者ではないと感じた。
東京から来ているはずなのにバッチリ、サイクルウェアを着込んでいる。

話を聞くと、焼きまんじゅうを食べるためだけに自転車で往復200キロ近く走るという。
時には色々な焼きまんじゅう屋さんを巡り300キロ近くになることも。
変態だ。そして最高だ。

まるじさんが焼きまんじゅうに出会ったきっかけは、群馬県の観光パンフレットの表紙の片隅に
ひょっこり載っていた茶色い団子のようなものが目に入り食べに行ってみようと思ったことらしい。

そこで、前橋で焼きまんじゅう屋さんに食べにきた時、その大きさが衝撃的だったということだ。
みたらし団子のようなものをイメージしていて一口で食べられると思っていたという。

そして、出て来た焼きまんじゅうを一口食べた時に
まんじゅうなのか?パンなのか?この鼻に抜ける麹の香りは?
甘いのか?しょっぱいのか?頭の中が完全に???????状態となり
それ以来焼きまんじゅうに取り憑かれている。

まるじさんとはその後、ラジオ出演はもちろん、フリーペーパーの連載、
前橋市が発行する観光ガイド「くるん」で焼きまんじゅうサイクリング(焼きまんじゅうの食べ歩き)
のページの監修していただいたり、全国紙では、47都道府県をひとつずつ「デザインの目線」
から紹介してゆく観光ガイドブック「d design travel」の群馬号で「焼きまんじゅう」のページの執筆&写真を担当するなど
出会ってから焼きまんじゅうのタレのように濃いお付き合いをさせていただいている。

そんなまるじさんに今度セミナーの講師をお願いしているので、打ち合わせに前橋に来ていだいた。
もちろん自転車で。

「自転車で行くので13時半くらいになりそうです」
そんなやりとりをしていたので11時半くらいに
「お時間はどうですか?予定通り13時半くらいでしょうか」とメッセージを入れてランチの場所を選定した。

まるじさんは、焼きまんじゅうに取り憑かれてから群馬に取り憑かれ、小麦に取り憑かれている。
群馬の伝統的食文化に小麦は欠かせないからだ。

そんなまるじさんとの昼食は、ハンドクラフトパスタのお店「Grassa」にすることにした。
今は、FM群馬の入るビルの2階にて営業しているが前橋のまちなかの中央通りに新店舗建設中だ。

まるじさんからの返信メッセージは
「9時半についてしまったので今、ニューオープンの焼きまんじゅう屋さんに来ています。」
というものだった。変態だ。

後で聞いたが、東京を朝4時半に出てきたらしい。相変わらず本物だ。

まるじさんの講演はどなたでも聞くことができるものになると思うので
興味がある方は是非、まるじさんに取り憑かれて欲しいと思う。日程は平成30年6月9日を予定している。

前橋市議会 議員 岡 正己

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