2022年8月25日

部活動地域移行。

前橋市教育委員会の勉強会に参加した。内容は『学校部活動の地域移行について』〜国の部活動改革の動向 地域移行の取り組み事例等〜
群馬県教育委員会 健康体育科 学校体育係 指導主事 小山 靖弘氏

学校部活動から地域部活動へ。そもそもの部活動の意義・目的から、課題、地域移行の取り組み事例等も交えてどのような形がいいのかを考える。

学校部活動はその意義を認めつつも課題があまりにも多い。生徒数は減少しているにもかかわらず、部活動を減らすことができない。顧問がひとつの部活に1人しかつけない等、顧問の負担が大きく時間外勤務の増加につながっている。

そもそも設置運営は義務ではない、まずは公立中学校から 改革を始める。

大きなテーマは2つ。
・生徒にとって望ましい環境の構築と機会の確保(今後さらに生徒数・教職員数が減少し、部活動を減らさざるを得ないので行いたい部活がないという事態にもなる)。
・働き方改革を考慮した部活動改革の推進

まずは、休日の部活動の段階的な地域移行(学校部活動から地域部活動への展開)を行っていく。令和5年度以降、休日の部活動の段階的な地域移行を図るとともに、休日の部活動の指導を望まない教師が休日の部活動に従事しないこととする。では休日の部活動はどこが受け持つのか。

群馬県は総合型地域スポーツクラブの設置が全国ワースト5位以内ということで、ここには期待できない。

地域移行時の問題点
・各団体で保険の加入が必要
・連携体制の構築
・兼職兼業が考えられる等

全国の状況は、地域のスポーツクラブが多数。その他は行政機関、競技団体、民間企業、体育協会、地域部活動運営支援団体、PTA・保護者会というのもある。

指導者は、地域の指導者ついで教職員、大学生等。大きな市だと大学生を活用している。地域人材が鍵だ。(把握できるか?)

施設は?ほとんどが学校を使用。R5〜R7改革集中移行期間となる。民間企業がパッケージで受け取るということもある。名古屋市は小学校の部活動を外部委託する。

前橋市はどのようにしていくのがいいのか。まずは地域の部活動状況や地域人材の確保などその地域の現状を把握することが必要。

夜はPTA会長会議。学区別懇談会のテーマなどが主な議題。

□本日のめぶき 「ポスティング2800部搬入」

重い想いを積んでポスティング会社に搬入。皆さんに届きますように。

前橋市議会議員 岡 正己

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