2022年11月2日
市民経済常任委員会行政視察2日目。
市民経済常任委員会行政視察2日目。三重県津市。

津市の獣害対策と津リージョンプラザの2項目。津市は人口27万人で県内では四日市市に次いで2番目。大きさは琵琶湖と同じくらいの面積。

農林水産政策課長から説明を受ける。津市は合併により多くの山間部を有している。加害獣の生息状況は山間部は猿、鹿、猪、ツキノワグマなどで市街地はアライグマなどの小動物。
三本柱として
1個体数の調整
2防護柵の推進
3地域ぐるみの取り組み(獣害に強い集落を作ろうということで32地区で活動している)
平成28年度から地域に寄り添った獣害対策の獣害の相談チームを結成。狩猟免許を持った職員と任用職員によるチーム。
予算は約8,000万円。内訳は個体の捕獲に4500万円、柵の設置、地域ぐるみの取り組み、捕獲おり、緊急時委託金、協議会等への負担金など
補助制度の内容と特色は、柵設置の補助(大規模と小規模のもの)、罠免許の補助(1/2の補助)、対策推進事業、捕獲檻の購入(ICTセット感知器、)など。
地域ぐるみの取り組みが32地区ある。隣の集落に追い払うなどの問題があったため津市広域獣害対策連絡協議会を設立。市はオブザーバーとして参加。追い払いのための花火とモデルガンの実演の講習など。経験者が毎年教えている。
広域の交流会(岐阜県の酒井先生を招いた)を実施、意見交換等を行う。市と連携した対策としてセンサーカメラを設置し終日獣の状況を確認している。獣害対策グレーチング:わたれませんなどを市が購入し、設置は協議会で行う。ICTを使ってボタンで柵が降り一網打尽にするものもある。
その他、水路を柵で塞ぐ、鹿が嫌いな音波を出す、山と里の境界を刈り取って緩衝帯の設置する、放任果樹の撤去や低木の伐採等がある。獣害対策を通じて地域住民同士の交流度がアップした。
・猿の一斉捕獲の事例
津市では10の群れを確認しているがその中の2つの群れを壊滅させた。5メートル角の檻でセンサーがついている。しっかりと餌付けをすることが重要。餌は地元の農協などからみかん・大豆・かきを提供してもらい、半年以上餌付けをする。80匹を超えた群れがくる。課題は餌集め。自然の餌がなくなる冬場が勝負となる。人の怖さより餌を食べたい欲が増してくる。12月下旬には餌替え中にもも近くにいるくらい馴染んでくる。かなりの数が集まるようになった1月12日に捕獲。
・獣害対策相談チーム
10名で5チーム結成している。プロ目線で獣害対策を行う。60歳以上で対応している。若者の育成としてハンターを目指す担い手育成研修会を行う。ICTの方が効率がいい場合が多い。
被害は減少傾向となっているがまだまだ課題がたくさんある。今後は捕獲檻等にICT技術の活用する。カラスにも取り組む(果樹をつつく、スイカを抜く、畜産牛の餌を食べる)GPSを活用する。農家の方が防波堤になってくれているのでなんとかなっている。前橋は猟友会に業務を委託しているが獣害対策相談チームは効果的かもしれない。
2つ目の説明事項
津リージョンプラザ

文化振興課長からの説明。昭和62年8月1日開館した市役所と連結している図書館と保健センターとホールを含む文化施設の機能を持つ複合施設。整備目的は変化の激しい時代において多様な需要に応じるため。
建設工事 25億8,500万円 (昭和60年当時)
駐車場 3億4,800万円
・お城ホール600席 楽屋、リハーサルなど
・会議室 大小7部屋
・展示室 3階のギャラリー 370平米
・1階に保健センター
・1階2階に図書館
・喫茶コーナー(主に週末)
施設改修 令和2年8月〜令和3年3月
活用例:市民文化祭の主事業(8部門32事業)大きな事業になっている
津波の避難ビルとしての指定を受けている。
施設内の令和4年4月〜施設内にWi-Fiを整備したため、リモート講演会、会議等もできるように。整備にあたっては新型コロナウイルス臨時創生交付金を活用した。
津市の文化事業として文化活動補助金を出している。津市は文化振興基金が2億円あるのでそこから周年記念とか、特に何かある時に事業費3分の1以内 50万円の補助金を出している。他県の県債を購入していたため年間160万の利息がつく。それを原資に補助事業に活用。
本日のめぶき 「つ」

駅の名前が一文字だとこんな感じのバランスに。
前橋市議会議員 岡 正己



