2022年12月13日

議案第135号、委員会審査。

市民経済常任委員会の議案審査。審査議案は議案第135号「アーツ前橋における展覧会の記録集未発行に係る和解及び損害賠償の額を決定することについて」。私も含めて6名の委員会からの質疑があった。

元館長の就任の経緯から勤務形態、アーツ前橋内部の決裁に至るまでの経過、当時の部課長のガバナンス等かなり多くの質疑があった。私からは「公文書への記載について」。説明文章等の中に「事実と異なる内容が公文書に記載されている」というのがあったので「それがの部分でどのような内容が違うのか」伺った。

(答弁者 文化国際課長)
「事実と異なる内容が記載された公文書」とは、記録集発行中止を判断する際の、内部説明用の文書と、相手方に送付した文書中に、記録集の構成と発行の時期について、当初合意していた内容と異なっていたことなどがありました。具体的には、展覧会の記録として展覧会の会期終了後に発行するという当初の合意内容に対して、アーツ前橋のこれまでの活動記録として展覧会会期中に発行するという内容が事実と異なっていたほか、経過説明の時系列に関して検証資料とは日付が異なる説明がなされていたものです。

岡コメント:今回の事案は、組織として防げなかったのか。

(答弁者 文化国際課長)
契約満了の前日に行われた令和元年9月26日の会議の当時の部課長に対する報告資料が、「作家側の不作為」を主張する視点で作成され、後に判明した会議の録音記録と比較すると、事実と異なる部分がありました。
さらに報告資料をもとに前館長から部課長に対し「記録集作成中止」の説明が行われるとともに、課長指示により発行中止の決定前に法律相談を実施しました。
この法律相談では「作家側の不履行を問う場合、根拠となる証拠資料を集めること」という助言が行われておりましたが、契約締結に至る過程での資料が不十分な状態のまま「作家側の不完全履行」の視点に立ち、「記録集発行中止の変更契約協議」を進める意思決定を組織として行っておりました。

討論はなし。全員賛成で可決となった。最終日の委員長報告にまとめられる。

□本日のめぶき 「新しい控え室」

委員会終了後に新議会棟へ。控え室のレイアウト決めを行った。新しい控え室は5人部屋となって少し狭くなる。平等に位置を決めようということになりあみだくじを実施。私の場所は一番奥の窓際となった。

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

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あかとねの日々の活動レポート

2024年5月15日

岡 正己 議員

馬鹿。

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