2017年11月2日

中之条ビエンナーレ 視察

全国各地でビエンナーレ、トリエンナーレなどが増えてきました。時代は空前のアートフェスブームと言ってもいいでしょう。

過疎地型、都市部型などその特徴は様々で、目的は多少違えども人を呼び込もうとしています。

今日は、アーツ前橋のコーディネートによって、群馬県の中之条町で開催している中之条ビエンナーレの視察に行ってまいりました。会期はすでに終了しているのですがディレクターの山重徹夫さんに今までの経緯などを伺ったり、移住して来たアーティストの方にお話を伺ったりしました。
今回の目的地は、イサマムラ(旧伊参小学校)です。

2007年からの10年間の軌跡を伺い、継続は力だと感じることができました。イサマムラは廃校になった小学校をアートフェス期間中は会場にして、会期終了後はアーティストにアトリエとして部屋を貸し出しています。今回はその中の一人、写真家の人見将さんが使用しているアトリエを見させていただきました。


理科室を暗室として使用していました。人見さんは「中之条ビエンナーレに作家として参加して、いいところだな〜移住してもいいかな〜と思っていたら話がトントン進んで行きました。」とお話しされていました。お住いはここから車でちょこっと行ったところです。

場所から受ける刺激によって自分の中の何かが変わる。誰にでもあることだと思いますが、アーティストはそれを作品として残すことでメッセージとして発信することができます。

10年間やることで地元の人からは受け入れられたが、逆に期待されることも多く、求められる存在になっている。その存在が大きくなるにつれ様々な問題が出てくるものだな、と感じました。

もし前橋でアートフェスを開催するとしたら?どこがどう使われて、あんなことやこんなこと。いいこと悪いこと含めて本当に様々な問題が出ると思います。

アートフェスの一番の魅力は、自分は地元の人がいいと思うこと、場所、物を観せることができることだと思います。それにはまず我々市民がこの前橋の魅力をしっかりと理解していなければなりません。

前橋市議会 議員 岡正己

過去の活動報告

最新記事

過去の活動報告

あかとねの日々の活動レポート

2024年4月17日

岡 正己 議員

KING

2024年4月16日

岡 正己 議員

MENU

2024年4月15日

岡 正己 議員

脱帽。

赤利根では、所属議員の活動や議会の情報について「赤利根ジャーナル」を通して皆様にお伝えしています。

お問い合わせ

お問い合わせは、下記からお願いします。

E-mail: info@akatone.net
Address: 〒371−8601 前橋市大手町二丁目12−1