2018年7月15日
図書館??
図書館??
二ヶ所目は東京都武蔵野市の武蔵野プレイス。
図書館、生涯学習、青少年育成、市民活動の4つの複合施設。
全体にアールの効いたデザインで統一されている。
図書館というベースに様々な人が入り混じる構造。
返却された本が一時的におかれる場所。人気の本がわかる仕組み。
市民活動優先のテーブル。開放的なところが特徴。
登録団体の資料。
登録団体のロッカー。
大和市のシリウスも、ここ武蔵野プレイスを参考にしているとのことだ。
一番の特徴といってもいいのが地下2階の青少年のエリアだ。
たとえ親であっても二十歳までしか入れないエリアがある。
青少年の聖域だ。聖域のため写真撮影は出来ないが
若者たちが各々、勉強していたりゲームしていたりおしゃべりしていたり飲食していたりしていた。
とても楽しそうだ。青春がもう一回訪れるとしたら自分の居場所にしてみたい。
建物全体にゴミ箱は設置されていない。しかし、ここは特別だ。
分別を細かくして、青少年のみが捨てることができる。
お湯や電子レンジもあるのでカップラーメンなどを食べることもできる。
家でもない、学校でもない、もう一つの居場所、それも若者だけの特別な場所。
図書館というその特性上、いわゆる不良少年少女は寄りつかないという。
自分たちの居場所ではないと感じて出ていってしまうということだ。
みんなでゲームをしたり、勉強していたり、卓球していたり、バンドの練習をしていたり
みんなの部屋という感じだった。
前橋も図書館が老朽化していて、建て替えが検討されているが
様々な事例を吟味して、本当に市民に必要なものにしていかなければならない。
前橋市議会 議員 岡 正己