クラウドファンディングというものがある。

クラウドファンディングとは・・
不特定多数の人がインターネット経由で、他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆（crowd）と資金調達（funding）を組み合わせた造語である。

「やりたいことがあるけど資金がない」「やりたいことには需要がある」
と思っている方は是非やってみるべきだ。

それは、個人レベルから行政レベル、国際問題レベルまで本当に様々。

私も２０１５年に一度チャレンジして失敗に終わった。
その頃から比べるとだいぶメジャーになったのではないか。

今年、私の事務所一階に本が読めるカフェがオープンしたが、
開店資金はクラウドファンディングで集めていた。

今、大小含めて何百というクラウドファンディングの会社があるようだ。
群馬県にも地域密着のものから地元新聞社がやっているものなどがある。

内容によってその特性が違うようにも思う。
私は、クラウドファンディングの一番の良さは、宣伝効果だと思う。
資金集めの段階から宣伝となることが非常に大きいと思う。

大分県別府市の「湯〜園地」計画の資金をクラウドファンディングで集めた話はあまりにも有名で、市の予算を執行するという以外に、行政のリーダーシップを強く感じさせてくれた。

つまり別府市は市の事業なのに、市外、県外、海外までの資金を調達して事業を行なったことになる。

税金で出来る事は限られてくる。

行動力のある市民がクラウドファンディングでどんどん資金を集めて活動していく、これからはそういう時代だ。
クラウドファンディングのいいところは、賛同者が多いのかどうかが一目瞭然だということだ。

この冬、前々から温めていたものをクラウドファンディングしてみようと決意した。
結果はどうなるかわからないが、わからないところがまた面白い。

前橋市議会　議員　岡 正己