2018年8月21日
グリーンドームはめぶくのか。
グリーンドームを民間委託検討へ。
前橋市議会市民経済常任委員会で報告された。
前橋市には競輪用のドーム、グリーンドーム前橋がある。
全天候型の施設なのでイベントなど様々な使われ方をしている。
競輪専用のドームというのは珍しい。
前橋市の直営方式によるさらなる経営努力とともに、広く民間活力も導入してさらなる利活用を検討して行くという。
グリーンドームは前橋の象徴的な存在だ。
しかし、競輪と市民の距離は離れつつあるように感じる。
私が子供の頃は競輪のある日は付近は大渋滞していたものだ。
群馬県には桐生市に競艇、伊勢崎市にオートレースがある。
皆それぞれ頑張っていると思うが、競輪は地味な印象だ。
しかし競輪はスポーツでもある。若者に興味を持たせることもできると思う。
アイデアや経営は行政に縛られないほうがいい。
前橋市は新しい価値の創造都市、ヴィジョンはめぶく。
グリーンドームはどうすればめぶくのか?
今後は「(仮称)グリーンドーム前橋等運営検討委員会」を立ち上げ総合的に検討していくということだ。
平成31年3月までに4回の検討委員会で答申となる予定だ。
しかし委員からは、その期間が短すぎるのではないか、との質問が多数出ていた。
確かに4回の検討で答えが出るほど今後の社会情勢や競輪自体の見通しも甘くはないと思う。
現状黒字である以上、慎重に進めたほうがいい。
グリーンドームは全天候型の施設だ。イベントなどの可能性もまだまだある。
会議室や廊下などもまだまだ価値は想像できる。
グリーンドームはめぶくのか。
前橋市議会 議員 岡 正己