2018年8月24日

「天を仰ぎ 地を歩む」

群馬県市議会議長会の議員研修会へ。

三重県地方自治研修センター
上席研究員 高沖 秀宣先生による講演。
演題は「議会力向上のヒント〜政務活動費の活用策など」

三重県議会の議会事務局での経験値を活かして議会とは何かを伝えている。

最近の自治体議会の現状から、二元代表制の意味、議会力の向上など、
それらを克服するために使うのが政務活動費ということを改めて教えていただいた。

他の議員はどうだったかわからなかったが、私としては講演によりアップロードされた感覚がある。

前橋市には議会基本条例が無い。
基本条例なくしては議会改革はできないというのが先生の答えだ。

二元代表制による審議力向上のための議会がまとまらなくてはならない。
議会は誰のためにあるのか、市長のためでは無い、市民のためだ。
その大前提があり、二元代表制となっているのだ。

当初予算のチェックも現在の時間でいいのか?予算を通すための議会になっていないか?
議員個人の質問が議会の力に変わっているのか?
常任委員会からの提案として政策立案、政策提言できているのか?

非常に耳が痛い。

議会事務局の力を借りながら議会基本条例を策定し、政策条例なども制定して行くこが議会の役割だ。

議員には専門性が必要で、提言を政策化する能力が必要になってる。
そのためには政務活動費を使い調査研究を率先してやることが必要なのである。

議会は参考人制度、公聴会制度をしっかり活用しているのか。
市民意見交換会からの政策のネタは議会が政策に立案するべきだ。

専門的知見の活用も重要。
大学などと連携して学識者に対する調査依頼を政務活動費を使ってやることもできる。
全国で議会改革が行われている市町村は大学と連携しているところが多い。

なるほど、そうだった、そうだったのか、の連続だった。
議会と市長が、政策競争できる関係が本来の形である。

「天を仰ぎ 地を歩む」
目線は常に広く、見聞も知見も広く、しかし実直に歩んで行くこと。
問題を解決するには、しっかりと地に足をつけて歩んで行くしか無いのだ。

前橋市議会 議員 岡 正己

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