2018年8月25日
家族旅行富山市
子供達の夏休み最後の週末はなかなかいけない家族旅行に。目的地は富山県。
2泊3日の行程だ。初日は富山市。
富山市は先日視察で伺ったが、視察項目しか見れなかったのでいくつか心残りもあった。
富山市ガラス美術館。隈研吾さんの建築。
図書館と一体となっていて富山市の観光スポットで第一位となっているようだ。
市内に誇れる、機能と建築と芸術が一緒になっているものがあるというのはとても羨ましい。
さて、前回の富山視察では乗ることができなかったポートラム。
富山駅北口から港に向かってのLRT(ライトレールトランジット)だ。
富山のLRTの政策はとても有名で成功事例として取り上げられることが多い。
事前に予習していた通り、市民の利用率がとても高い。
「クルマを捨ててこそ地方は蘇る」藤井 聡著
完璧に自動車としの前橋としては、絶対に無理だと思ってしまうが。
とても興味深い内容だ。イメージから行動パターンを変えていき脱クルマへ向かわせる。
タバコがかっこいいイメージ戦略ができなくなって、愛煙者が減ったように、マーケティングの力も大きい。
自動車産業は一大産業だ。脱クルマは決して自動車を買わないということでは無い。
必要以上に自動車の利用を控えるというは地球のためにも自分のためにも必要だ。
自動車に乗ることで運動量が極端に減ってしまう。便利で健康を損なってしまっている。
LRTと北陸新幹線の接続で富山市内が首都圏と接続されている。
今回は我々もその恩恵を受けたわけだが、駅周辺だけになってしまいそうな観光をLRTにより様々なところに200円で運べるのはとても魅力的だ。
もちろん市民の足としての機能プラスαの効果だ。
市民からは様々意見があると思うが観光客の数も程よい感じがする。
思い返せば家族旅行なんていつぶりだろうか。
我々群馬県民はとりあえず海を見たくなってしまう。
海がある。それだけでいい。
前橋市議会 議員 岡 正己