2018年8月29日
このまちは希望だ。
例えば、今日が人生最後の日だとして、
どこにでも行けると言われても多分私は前橋のまちなかにいるだろう。
議会が近ければ質問の内容を検討しているし、議会中であればもちろん議会に出席しているし、何もない休日であればまちなかのお店でご飯を食べていると思う。
なにも問題がない日常の大切さをひしひしと感じる。
それも健康な体と健全な心があってこそだ。
前橋まちなかは希望に満ちている。
今日より明日はきっといい日になっている。
そう感じられるのにも理由がある。
前橋に戻ってきてから8年になるだろうか、当時を思い返してみるとまちなかは悲惨だった。
まちに流れる空気が淀んでいるというか、店舗の閉店も相次ぎ、まちのど真ん中に現アーツ前橋、当時閉店した西武デパート別館跡地が衰退の象徴のように佇んでいた。
あの頃から比べると今の前橋は希望に満ちていると言える。
全国的な地方創生の動きの影響ももちろんあると思うが、市民の意識も少しづつではあるが変わってきているように思う。
立川町パーキングの看板に付いた七夕まつりのなごりが季節の変わり目を感じさせてくれる。
季節も変わり、まちも変わる。
このまちは希望だ。
前橋市議会 議員 岡 正己