何かと寂しいと言われてしまう前橋駅。
そんな前橋駅を中心としたイベントが開催された。

けやき並木フェスというイベントから派生して、
様々な世代の交流が行われるイベントにパワーアップしていた。

特徴は３つの会場、３つの企画が同時多発的に行われているところ。

会場は前橋駅前、駅前の上毛倉庫、
駅前から中心部へと続くけやき並木通りと広範囲である。
回遊性があり人の流れを感じることができた。

私も様々なイベントを企画していたので思うところはあったが
昨年と比べると明らかにパワーアップしていた。

前橋の玄関口であり前橋の宝、上毛倉庫で行われていた「JOMO SO COOL」

ワークショップなども多世代が地域への愛着を感じられるものがあってよかった。

普段は人通りも多くない歩道に新しい価値を。
「MAEBASHI BAR STREET」
ライブやDJなどで盛り上がっていた。
飲食店有志による設営は行政のイベントとは違うおしゃれな感じが漂っていた。

デザインを重視するだけで来場者が変わる。
ハレの場を演出するにはデザインの力が大きい。

今まで前橋で出会った人、全てがいたのではないかと思うくらい知人がいた。
懐かしい人からいつものメンツまでとても楽しい時間が過ごせた。

今回のイベントのMVPはまちなかの黒田人形店というおもちゃ屋さんだと思う。
夜の飲食イベントとなると大人だけがお酒を飲んで楽しんでしまう傾向にあるが、
カードなどのアナログゲームの体験などで子供達もとても楽しそうにしていた。

今回のイベントの確実な進化を見た。めぶいていた。

イベントにしてもなんにしても無理は禁物だ。小さく産んで大きく育てる。
大きく育てるにはヴィジョンが大切だ。

「誰が、何がめぶく。のか」

前橋市議会　議員　岡 正己