2018年10月27日
つまずく。
「つまずく石の縁」
意味:[躓く石も縁の端]
道を歩いていてつまずいた小石も、自分と何かの縁でつながっていたからであり、
どんなに小さなことでもすべて不思議な縁の結びつきがある、という意味。
前橋のまちなかはつまずくものが沢山ある。
この緑の看板が目印である。
只今、前橋のまちなかでは、
アーツ前橋開館5周年記念「つまずく石の縁〜地域に生まれるアートの現場〜」
が絶賛開催中だ。
ガイドブックがついたパスポート(600円)を持ってまちなかをうろうろしている人も見かける。
会期は残すところ10月27日、28日 11月2日、3日、4日となった。
開場時間は11時〜18時。
全てではなかったが空き時間で色々回ることができた。
実際に足を運んで体感してほしい。前橋のまちなかとアーティストの感性を。
きっと何かつまずくものがあるはずだ。
今回の展示会場はまちの中に点在しているので、会場係に前橋の学生たちが多く関わっているのも大きな特徴だ。
とても生き生き解説してくれる子もいた。
こうやってまちに関わっていくことが前橋の未来に繋がっていく。
滞在期間中に仲良くなったアーティストの作品や、自分もが参加した作品もあったのでとても楽しめた。
やはりアートには積極的に関わっていかないと何も変わらない。
展示会場で普段は入ることのできない建物が会場として使われることで
前橋の歴史を感じることもできるし、そこに新しい価値を見出すこともできる。
アートはきっかけだ。外から見るのと中から見るのでは見え方が違う。
今まで閉ざされていた時代に穴を開ける。
歩いて歩いてつまずきまくる。今、前橋のまちなかが面白い。
前橋市議会 議員 岡 正己