2018年11月7日
続・月に吠える。
ここ最近は「月に吠える」づいている。
前橋市芸術文化れんが蔵で朔太郎をデザインする展「月に吠える」”Howling at the Moon”
が行われていた。
詩人、萩原朔太郎の詩集「月に吠える」を題材にして、
26人のデザイナーが思い思いに「月に吠える」の表紙をリデザインするという面白い試み。
とても興味深く観ることができた。
このような趣のある建物が使えるというところも前橋市のメリットである。
最近は利用率も高くなっているようだ。
萩原朔太郎記念館「前橋文学館」の館長は萩原朔美さんである。
その名前からわかると思うが、萩原朔太郎のお孫さんだ。
先日前橋のまちなかを歩いていると、そんな朔美館長とお会いしたので
近況報告も兼ねて少しの間二人でぷらぷらと。
朔美さんはよくまちを歩いて色々感じているらしい。
新しくできた若者向けの洋服屋でシャツを買ったとう話を楽しくしてくれた。
そういう感覚は本当にすごい。先入観無しでいいものがセレクトできる人なのだと感じた。
普通なら、「若者向けのお店だな」などと勝手にディフェンスしてお店に入ることもしないと思う。
ましてやその中から自分に似合うものをしっかりセレクトできる人がどのくらいいるだろうか。
朔美さんはカッコイイ大人だ。そんな大人に私もなりたい。
前橋市議会 議員 岡 正己