2018年11月9日
大地。
前橋テルサさんの協力により一階ロビーに設置させていただいていた、「駅家の木馬祭り」の木馬移動。
今年も木馬が帰っていった。
市内にある二箇所の保管場所に木馬祭りの木馬を戻した。
冬の準備が始まる感覚だ。
前橋の冬は寒い。なんといっても時より吹く強烈な北風「赤城おろし」に身も心も折れそうになる。
この「赤城おろし」と「夏の雷」は前橋の名物だが、我々に流れている共通の気質という部分での影響はとても大きいと思う。
群馬県人は、人情深くなんと無く荒っぽい。そんな印象もあるようである。
人は常に大地とともにある。
そこからの影響を受けずにはいられない。
大地を耕すものはなんなのか
我々は芽だ。
いい芽がたくさん芽吹き、育つ大地には豊かな土壌が必要である。
豊かな土壌とは文化である。文化を育むものは教育だ。
教育とは、いい点を取るための勉強では無くて、時代を乗り越えられる術を教えることだと思う。
問題は自分たちで創り出せるか。
「兵法は常に時代と共に新たなるべし」前橋の剣聖、上泉伊勢守は言った。
戦い方は時代と共に常に変わる。
昭和の戦い方、平成の戦い方、これからの戦い方。全て違うのだ。
何が正しくて、何が間違っているのか
自分の頭で考えて、自分の足で行動する。
前橋市議会 議員 岡 正己