2017年11月11日
旅先BARBER in 沖縄
ハイサイ!
今回の第79回全国都市問題会議は、基調講演と主報告、一般報告、パネルディスカッションという構成でとても満足できたと思う。ただ会場である県民武道館にいる時間が多く、若者ストリート文化や土着の文化にあまり触れられなかったのがちょっと残念ではあった。
前橋の課題を見つけるのには会場にて勉強しているだけではダメだ。
しかし1時間の空き時間で『旅先BARBER』を実行できた。旅先BARBERとは地元でなない旅先で現地の床屋さんに行って地域の生の情報をゲットすることである。
今回は、那覇市の国際通りから1本裏通りにある「オナリ」というところが旅先だ。
「普段は予約でしかやっていないんだけどね。」と快く受け入れて頂いた。時間もないのでカットのみでお願いした。
マスターは、今まで一度も沖縄から出たことがないという生粋の島人。元々のオーナーがお亡くなりになってしまって、その時のスタッフだったということで跡継ぎになったらしい。
少し、具志堅用高さんを思い起こさせるイントネーションでそこでも沖縄を感じることができた。
店名の「オナリ」とは、創業した場所は現在とは違うようで、以前の場所は殿様が通ったと言われる橋があり、「殿様のおな〜り〜」からオナリ橋とつけられたという。
そのオナリ橋のすぐ近くで創業したため、店舗名を「オナリ」にしたという。しかし、バブル期に何か大きい建物が建つとのことで現在の場所に移動したが、バブル崩壊によりその場所は現在もただの駐車場らしい。
マスターとの会話は弾み、主に最近の“若いやつ”について話した。スマホ依存、アルコール離れ、ニートなどなど。
マスターは「最近の若いやつ!」を連呼していたので、ここでも最近の“若いやつ”と書いておく。
最近の沖縄は外国人観光客がとても多く地元民としては色々思うところもあるようで参考になった。外からの人が来すぎることで様々な問題が起こる。これは会議で那覇市長も課題に挙げていた。
飾ってある写真のことや昔の話など色々聞くことができた。マスターありがとうございました。
ただ、群馬から来ましたと伝えると「高崎は有名だよね?猿山だっけ?」と前橋の印象はゼロであった。
前橋市議会 議員 岡正己