2018年12月27日
◯◯の中に。
前橋◯◯部という活動がある。
◯◯の中になんでも当て込んで様々なコトを部活と称して活動する。
何もないと言われていた前橋の中心市街地で「無いなら作る」をモットーに様々な部活が立ち上がった。
なければ作れば良い。何も無いを楽しんでいた。
昨夜は、◯◯の中に「忘年」が入り前橋忘年部という忘年会だった。
誰でも参加できる、飲食は持ち寄り持ち込みのパーティーで様々な人たちが交流していた。
初めましての人もいつもの人達も皆楽しそうにしていた。
今では当たり前になりつつあるまちなかのコミュニティだが、私が帰省した当時はほとんど何も無かったと言ってもいい。
あの頃から比べるとまちなかは随分ワクワクしている。若い人たちも来ている。
パワーオブスモール。意味のないような小さいことでも続けていくことで大きなうねりになる。
小さな連続は変化が小さいためにわかりにくいという反面、それは日常となり、徐々に自然と受け入れられる。
告知の部分などで以前とはだいぶパワーは落ちているが、それでも◯◯部はある一定の求心力はある。
年忘れトレードという物々交換のイベントも行われた。自分のいらないものは誰かのいるものかもしれない。
私は、手ぬぐいを持っていった。回り回って、現在関東ではなかなか手に入らない「カール」と明太子のせんべいとなった。
人と人がコミュニケーションを取れるきっかけが前橋◯◯部だ。
世代交代もあり、若い人たちが楽しそうに活動している姿を見るとこちらも感化される。
まちなかは人々を感化する場所で無くてはならない。そのためには何が必要か。
前橋市議会 議員 岡 正己