2019年1月22日

天を衝く、水道タンクの丸い屋根。

毎月の定例委員会、総務常任委員会と建設水道常任委員会が開かれた。

□総務常任委員会の報告事項
(1)障害者採用計画について
(2)前橋市行財政改革推進計画(平成31年度〜平成39年度)案に対するパブリックコメントの実施について
(3)前橋市公式ホームページのリニューアルについて

(1)昨年全国的な問題になった法定雇用障害者数未達成の件だ。法定雇用率が2.5%であるため市長部局では、平成31年中に新規で26人を採用する計画。この数字は簡単ではない。割り当てられる仕事と対象者とのマッチングがなかなか難しい。

(2)自立性の高い持続可能な行財政運営を行うために策定するもの。パブリックコメントで市民の意見を聴く。社会保障費の増額や公共施設等の老朽化など問題は山積み。それらをどう乗り越えていくか、非常に重要な計画である。

(3)今や最も重要だと思われる行政のホームページ。その土地のことを知りたいと思う時、ほとんどの人はインターネットで検索する。その時一番最初に触れ合うのはホームページだ。それはまさに前橋市の顔だ。行政のホームページはその情報量や対象が多岐にわたるため課題が多い。それらのどこにポイントを置いていくのか。また、中からの目線なのか、外からの目線なのかによっても変わってくる。観光地などのホームページは外からの人と中からの人の入り口を分けていたりする。その土地にあったものが必要である。平成31年2月1日(金)から順次新しいページに切り替わるということ。

□建設水道常任委員会の報告
(1)千代田町中心拠点地区市街地再開発に係る事業協力者の公募について
(2)吉岡町との上水道相互連絡菅設置に関する協定の締結について
(3)敷島浄水配水塔の更新について

(1)昨年の公募中止から何かと話題に登る、まちなか再開発の件。事業をより実効的に推進していくために、基本構想や基本計画など全体像を構築する「事業協力者」を再公募する。事業協力者とは、再開発事業のノウハウを持つゼネコン、不動産開発会社(デベロッパー)、コンサルタント会社など、事業の初期段階において事業計画を策定するための地権者の権利整理や施設計画の方針、事業収支計画の検討などの業務を担う。再公募の開始は平成31年1月25日になる予定だ。選定方法は第三者選定審査委員会で審査する。

(2)隣接する吉岡町との互いの配水管を接続し、災害や水質事故などで断水が生じた際に相互応援配水を行い、周辺住民の生活や経済活動への影響を最小限に抑えることが目的。互いに手を取り合って協力していくことはとても良いことである。

(3)「天を衝く、水道タンクの丸い屋根」これは私の出身の岩神小学校の岩神かるたの「て」の札だ。この敷島浄水場にある水道タンク(現配水塔)は我々のシンボルでもある。銅のなんとも言えない緑は前橋の色でグリーンドームの屋根も同じ色をしている。新しい配水等を整備するにあたり、詳細設計が完了し、外観等が決定した。

デザインコンセプトは、現配水塔(水道タンク)との調和や景観への配慮など基本的な考え方として、十分な耐震性能を確保できるものを水道局内で検討してきた。デザイン決定に際しては、景観アドバイザー制度を活用し、意見に反映させたという。景観アドバイザーの意見①新旧配水塔の対比  敷島浄水場の歴史を語る現配水塔と最新技術で作る新配水塔を退避させることで、これからの敷島浄水場を表すシンボリックな存在となる。②機能を重視した構造  現在求められている耐震性能をクリアしつつ「新プリな構造で機能美を追求」するというデザインコンセプトを強調することが望ましい①②とも?が残る。現配水塔との調和や景観への配慮という点と、シンプルな構造で機能美を追求した結果がこの新デザインということになる。

前橋市議会 議員 岡 正己

過去の活動報告

最新記事

過去の活動報告

あかとねの日々の活動レポート

赤利根では、所属議員の活動や議会の情報について「赤利根ジャーナル」を通して皆様にお伝えしています。

お問い合わせ

お問い合わせは、下記からお願いします。

E-mail: info@akatone.net
Address: 〒371−8601 前橋市大手町二丁目12−1