2019年2月22日

映画って。

「映画って、本当にいいものですね〜♪」
前橋のお隣、高崎には映画祭がある。同じ群馬県としてこれはとても誇らしいことである。隣の市での開催だが、この期間はとてもワクワクする。魅力的な作品が沢山あるので毎年どれかは観に行きたいと思いながらもなかなか叶わない。

継続は力なり、33回も続けているこの高崎映画祭は高崎の文化となって市民のシビックプライドを醸成していると言える。今年は高崎映画祭で上映予定のドキュメンタリー映画「ゲンボとタシの夢見るブータン」を観に行ってみようと思う。

その昔、前橋にある敷島公園という公園で野外映画上映会「しきしまナイトスクリーン」の企画に携わっていた。野外でやる様々なリスクをものともしない熱意がそこにはあって、有志のメンバーでスクリーン設置、装飾、広報まで全て自分たちで手作りで実行した。当時のメンバーは今でも皆繋がっている。

さて、前橋のまちなかにも小さな映画館がある。「前橋シネマハウス」だ。

支配人の日沼さんは、「しきしまナイトスクリーン」の時の映写を担当してくれていた方だ。開館してから「行きたい!行きたい!」と思っていたものの、なかなか時間を言い訳に訪れることができなかった。多少強引ではあったが時間をあけて映画を観に行った。ここはその昔、西武デパートのWALK館と言う別館で、テアトル西友という映画館だった。小学生か中学生の頃「ターミネーター2」を立見で観たことを覚えている。その後WALK館閉館に伴って、シネマまえばしという映画館になった。

シネマまえばしからも本当にたくさんのものをいただいた。今は、誰でもいつでも映画を見ることが出来るようになった。しかし、映画館の存在は特別だ。そこにはリアルな共有がある。あの日、あの時、あの場所でこの映画に出会っていなかったら僕らはいつまでも・・・

映画館の運営は本当に大変だと思う。シネコンとミニシアターの間で出来ることは何か。
まちなかに映画館がある。そこに出かけるという贅沢ができる幸せを僕らはもう一度噛みしめなければならない。

前橋市議会議員 岡 正己

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