前橋のまちなかにある美術館「アーツ前橋」。少しの空き時間でフラッと寄れるのが良い。短時間でも多くの影響を受けることができる。昨日は「KING OF OPUS feat 石坂亥士」のLIVEがあるということで家族で参加した。美術館の中でLIVEが楽しめるということは特別な体験である。しかも、天皇陛下御在位三十年記念慶祝事業として、群馬県内の国立、県立の博物館と美術館の無料公開に伴い、観覧料も無料となっていた。美術館の中に響き渡る音を、老若男女想い想いに楽しんでいた。

アーツ前橋には撮影可能な箇所もある。娘は自前のカメラを嬉しそうに撮影可能な作品に向けていた。その場ではわからないかもしれないが、後々見返すことで刺激を受けることもあるだろう。今回のアーツ前橋の展示は木版画展なので、子供達にも親しみやすい。私も生まれて初めて彫刻刀をもらった日を今でも覚えている。そんなに起用では無い私は、主に三角刀でただ線を刻むだけだったが。実際に自分でやったことがあるから作品のことがよくわかる。凄さも、それの持つ力も。まだ行っていない方は是非行って欲しい。

娘が撮ってくれた写真。味があってなんともいい感じだ。表情が微妙だが娘にカメラを向けられるとこんな感じになるようだ。その後は家族と別れ、群馬県のお隣、栃木県栃木市に。栃木青年会議所の例会をオブザーブするためだ。自分たちとの違いに刺激を受けたり、日曜日の夕方からよくもまあみんな向上心が尽きないなぁ、と感心したり。本来であれば家族との団欒の時間を修練に費やす。「今、ここに集えるのも家族や社員がいて支えてくれているから、だからこそ今を一生懸命に！」という言葉がしみる。同年代の栃木市議会議員の方ともご挨拶ができてよかった、どこの地域にも頑張っている人はいる。

前橋市議会議員　岡 正己