2019年2月24日

拾えるまち前橋。

「道端に落ちているものが拾えるか。」前橋駅前ケヤキ並木通りにある骨董品屋さんの前に「ご自由にどうぞ」と書かれた段ボールが置かれていて、中に色々なものが入っていた。電車までの時間があまり無く、ゆっくり見ることができなかったが、アサヒビールの販促用のグラスと本を拾った。よくよく見てみると、そのグラスは吹きガラスのような手作り感が残っているものであった。これから会う友人のいいお土産になった。お土産が拾えるまち前橋。

道端に落ちているのは、ものだけでは無い。前橋は「水と緑と詩のまち」である。道端には様々な詩碑がある。車移動が主流な前橋市民にはその存在はマイナーである。しかし、足を止めその詩の世界に入ることができれば、それは道端に落ちている違う世界への入り口である。

松本 圭二 「アストロノート」 第14回の萩原朔太郎賞受賞作品だ。このものすごい言葉のパワー。道に落ちているレベルでは無い。道端に落ちているものを拾うには、まずは歩くことだ。そして、当たり前の景色を疑い、解像度を上げてまちを観る。そうすれば自分たちの故郷でも楽しめる。いつもより10分早く出て遠回りして目的地に向かう。なんて贅沢な時間なのだろう。考え方、見方を変えるだけで価値が変わる。そんなことを道端の詩碑が教えてくれる。拾えるまち前橋だ。

前橋市議会議員 岡 正己

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2024年5月15日

岡 正己 議員

馬鹿。

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