2019年3月25日

国際化とは?

「国際化とは何か?」
前橋青年会議所の第3回ユースアンバサダー会議に参加。前橋を様々なところにPRするユースアンバサダーたちとの会議。最終的には前橋の大使として前橋の国際化を考えてプレゼンする。

小学生から高校生までが参加して、レクリエーションなどを挟みながら最後は前橋の国際化した未来を考えて、前橋がどのようになっていけばいいのかを各グループで考える。

各グループには前橋に来ている外国人の方も交えて、リアルな意見を掘りながら課題解決に向かう。設営や進行など、とてもお粗末になってしまっていたので参加者に満足いただけたのか疑問だが、真剣に考え議論する姿や、笑い溢れる瞬間もあったので、それなりに楽しんでいただけたのではないか。前橋の未来はどうなっているのか。少子高齢化による労働人口の減少問題を解決するために外国人を受け入れるということだが、ただ受け入れるだけで本当にいいのだろうか。移民の問題は様々な国で勃発している。日本国内でも聞いたこともある。この問題に対して我々が何ができるのか。

私の担当は今度高校一年生になる年代の学生たちだったが、その知識の凄さにこちらの方が勉強させてもらった。皆とても優秀だ。自分が15歳の時はどうだったのか。これから始まる高校生活に胸躍らせて、「お洒落でもして女の子とデートとかできるかな〜」なんて暢気な感じだったと思うが、参加してくれた学生たちは前橋の未来の姿を国際化という視点から考えている。この差はなんなのか。少し自分が恥ずかしくなりながら、自分の立場で意見交換した。

とても面白かったのが、インターナショナリゼーションとグローバリゼーションの違いだ。ここの議論もとても面白く、この違いを明確にすることが重要な気もした。中から外を見るのか、外から中を見るのか。またあるいはその形の範囲として国家的であるかどうか、という視点を持っていた学生もいて、なるほどと感銘を受けた。そもそもインターナショナルを国際と訳した当時と今は違う。日本語の意味に惑わされず本当の意味での国際化を考えていかなければならない。

では、国際化とはなんなのか。「自他の価値観を共有し、何不自由なく国という枠を超えて様々な交流が相互に行われる状態」とでもなるか。我々のチームではそのような結論に達した。

国際問題は生活と直結したところにもある。留学生などが不便と感じるところは前橋はかなり多いということだ。住むところ、公共交通などその問題はいくらでも出てくる。国際化していく中でやはり重要なのは自分たちを知る事だ。スマートフォンなどの翻訳アプリなどで言葉の壁はある程度変えられるかもしれないが、自分たちの国のこと、自分のことをよく知らなければ相互に交流という形は出来ないのではないか。

国際化した前橋の未来には何が必要なのか。来る人住む人が不便を感じないようにするということと、自分たちを見失わない前橋の姿が共存している状態が必要だ。

結論は、我々のグループはまちづくりについて考えることになった。国際化を活性化の一助にする。学生たちとの意見交換はとても刺激的だった。後もう一回の会議で内容を詰めて最終的には6月に市長、教育長にプレゼンする。
「頑張れユースアンバサダー!」

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

最新記事

過去の活動報告

あかとねの日々の活動レポート

赤利根では、所属議員の活動や議会の情報について「赤利根ジャーナル」を通して皆様にお伝えしています。

お問い合わせ

お問い合わせは、下記からお願いします。

E-mail: info@akatone.net
Address: 〒371−8601 前橋市大手町二丁目12−1