2019年4月20日
赤城産。
「赤城山を、世界に誇る生ハムの産地に。」と声高々にHütte Hayashiが誕生した。ソーセージ、パテ、プロシュート、ジャーキーなどの豚肉加工品のお店だ。レセプションには大変多くの人が集っていて、赤城の豚を堪能していた。
中でも私が注目したのは、この生ハムを置くための台。イタリア料理屋の店主の要望に鉄工所の社長が応えた一品。様々な産業のバランスが良い前橋ならではの作品だ。今回はそこに置かれる生ハムも赤城産、というまさにMADE IN MAEBASHIの光景。Hütte Hayashiの商品はしっかりとデザインされているが、もちろんデザインだけではない。その味はもちろん、1961年から続くの林牧場の歴史も相まって、前橋のお土産として市外県外の人に誇れるものである。贈り物はその土地をPRする大切なものだ。もちろん贈るときにはストーリーが重要。そのストーリーを語るのは我々市民自身である。これからのキーワードは赤城山(さん)ではなくて赤城産(さん)かもしれない。
前橋市議会議員 岡 正己