2017年11月23日

赤城山振興。

赤城山広域振興協議会が主催する

「平成29年度赤城山交流事業」に参加した。
赤城山は、群馬県のほぼ中央に位置する山。太平洋プレートがオホーツクプレートに沈み込んでできた島弧型火山である。

地球の鼓動の盛り上がりだと感じるとパワーを感じる。
私は個人的に、前橋市三夜沢街にある赤城神社はかなりのパワースポットであると思う。

赤城山は群馬、前橋のシンボルといってもいい。
JR両毛線の車窓から、裾野の長い赤城山が見えると

「嗚呼、帰ってきたんだな」と思う。

会場は群馬会館。とても良い佇まいをしている。中のホールも大理石の広間もとても良い雰囲気。
景観的にも歴史的にも群馬県にとって重要な建物である。

利用料もリーズナブルなので、ホールを使って市政報告会をしたいと考えていたが、来年1月〜3月までエレベーターの工事が入っているとのことで
利用できないらしい。残念だ。

事例発表と講演の2部構成。
写真は事例発表の「NPO法人赤城山自然塾」の様子。

赤城山検定や赤城登山鉄道の今の様子や自然環境に関する取り組みなど興味のあるものばかりであった。

20年前の覚満淵にはニッコウキスゲが咲いていたが、現在はササと鹿により見られなくなってしまった。
しかし調査により地下に球根があることが判明し、「ササ刈り作戦」と称してボランティアで活動している。

赤城山の魅力を伝えようと様々な企画も行っている。赤城山愛の賜物である。
赤城山のプロモーションサイトなども運営している。

赤城山登山鉄道は1957年〜1968年まで運行していた。
現在の様子は、とても可能性を感じた。何か人を呼び込む仕掛けができそうだ。

講演は高崎経済大学の大野正人教授による

「赤城山観光の活性化に向けて〜広域連携のための観光マーケティング〜」
という内容。

現在の問題の共有とマーケティングの重要性について。

私も質問させていただいたが、現在の資源を活かしきるためには現在の問題を洗い出すことが必要。

赤城山に来る人は何を求めているのか?
時代の流れについていくためにはどうすれば良いのか?
なぜ、赤城山大沼ではカヌーやカヤックができないのか?
モーターボートはスローシティにふさわしいのか?
規制緩和するためにはどうすれば良いのか?

現状を打破する方法はある。
地域アートフェスなどの大きいイベントで既得権益に切り込めないか。
準備は早い方がいい。

私は、赤城山振興も必要だと思うが赤城山信仰も必要ではないかと考える。
母なる大地、自然に感謝して共存していくという姿勢。それこそスローシティではないだろうか。

前橋市議会 議員 岡正己

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