2019年5月20日

まちなかの可能性。

私は38歳である。歳を重ねるごとに初めての体験は少なくなってくる。そんな私の人生初の寝台列車は、「JR寝台特急サンライズ瀬戸」で岡山から東京まで。22時34分に岡山駅を出発し、翌7時8分に東京駅に着く。午前中に前橋に着くための手段であったが、その移動は目的にもなる。移動を寝台列車という人生初の体験にすることで、思い出もプライスレスだ。岡山までの移動手段としてはとてもオススメしたい。

こじんまりしているがとても落ち着く個室で、寝る時間が移動時間に変わる。その名の通りサンライズによって目を覚ました。

前橋到着後、公益社団法人前橋青年会議所の例会のため、赤城山のサンデンフォレストに。森の中の空気と柔らかな日差しに、赤城の恵みを感じる。子供達が森の中を歩き、様々な動植物の写真を撮り、ビンゴを目指す。子供達の積極性も見られて微笑ましい例会となった。

夜は前橋のまちなか、中央通りに新しくオープンするトンカツ屋「カツカミ」のレセプションに。構想から3年の月日が流れ、5月28日にオープンを迎える。トンカツをコースで食べられる新感覚のお店だ。豚肉を部位ごとに味の違いを確かめながら食べる。揚げたてのトンカツを切ると、その断面からは肉汁が浮いてくる。シェフの「これが本当の豚汁です」という言葉が、胸に、頭に、胃袋に響く。前橋の特産品である豚肉を、まちなかでしっかりと味わえるお店が出来たことはとても大きい。

前橋の歴史から紐解いたレンガをデザインコードとした外観。コース中程で出てくるメンチバーガーは、玉ねぎ多めでミンチにしたお肉の魅力を最大限に引き出していた。参加者と話をする中で、前橋の様々な魅力がまちなかに集まってきていることを確信した。まちなかには前橋を発信する役割がある。また、群馬県内、他市生産地との距離を最大限活かすことで、まちなかは群馬のハブになることもできるのではないか。まちなかには可能性しかない。

前橋市議会議員 岡 正己

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