前橋の市の花は、ばらとつつじである。まちを歩けば、いたるところにばらの花が咲いていて、ふわっといい匂いで和ませてくれる。歩くことで味わえる贅沢だ。

しかし、前橋の人たちは歩かない。近くのコンビニへも車移動が当たり前だ。

そんな車社会の前橋にとって、地域の諸課題である信号機の問題はとても大きい。朝夕の渋滞はどこでもおきている。その渋滞は生活道路にまで及び、そこに住む人の生活に弊害を与えている。朝、自宅前が渋滞して駐車場から出られないなんてこともあるという。交通政策課 にて大手町交差点で起きる渋滞の問題について相談した。詳しくは、先日の赤利根ブログにて。

現場を実際にチェックして、費用もそんなにかからなそうな時差式信号機で解決できるのではないかと思っていたが、今後時差式信号機は無くしていくという。理由は対向車が時差式を理解していない場合、赤信号間際で右折しようとして正面衝突が起きる可能性が高いためということだ。信号機は群馬県警の判断なので、陳情は群馬県内いたるところからくる。

とても費用がかかることは理解できる。その優先順位で上位に来るには、やはり常時問題が起きている箇所や、幹線道路など交通量に比例する。その時に生活道路の問題は、人と時間が限定的であるということからなかなか難しい。その他の解決策を模索していく。

５月３０日に前橋市議会令和元年度第２回定例会が開会となる。私は６月１０日の総括質問で２０分間の質問に立つ。事務所にこもって広報誌の原稿チェックなどをしながら質問をまとめていく。私の事務所は３階である。弁天通りアーケード上の日差しを受けて、事務所内は照り返しの効果もあり、じっとしているだけで汗がにじむ。１階にあるブックバー「月に開く」では、月に一度の旅するカレー屋さんが出店していたのでお昼はカレーにした。豆とチキンの優しいカレー。通常のブックバーの営業は１５時からであるが、空いている時間を様々な人達に使ってもらうことで新しい価値が創造される。

前橋市議会議員　岡 正己