2019年6月4日
イベントの効果。
どこから来るのか人の波。森、道、市場はどこもかしこも大混雑。
何をするにも行列は避けられない。食事もトイレも買い物も。皆、ここぞとばかりにお財布の紐も緩んでいるようだ。中には2000食売り上げるお店もあるらしい。私が聞いたところなのでそれ以上もあるのだと思う。このイベントの魅力の1つが出店者の楽しそうな姿だ。皆、働くことを楽しみにしている。出店エリアが各地方になんとなく分けられているのも面白く、関西エリア、関東エリアなどお客さん含めなんとなく色がある。たかがイベント、されどイベント。ここまで来ると蒲郡のアイデンティティになってくる。出身の人たちは里帰りの理由になるだろうし、誰かを呼ぶきっかけになったりする。その時に、この地元の姿をとても誇らしいと感じるだろう。そういう市民の気持ち1つ1つがとても大切なのだ。前橋にもお祭りやイベントが沢山あるが、それによって里帰りを促せていたり、誰かを呼ぶきっかけになっているものがどのくらいあるだろうか。イベントは参加者の人数だけで判断できるものではない。参加者の想いがとても重要なのである。
前橋市議会議員 岡 正己