「主役になれるかもしれません！」

前橋には、２０１１年より継続的に行われてる想像のお祭り「駅家の木馬祭り」がある。あの d design travel に群馬の一年の中で、前橋のお祭りとしては唯一掲載されている。d design travel とは、D&DEPARTMENTがデザイン世代へ向けて発行する、デザイン感性で４７都道府県各地域を紹介する観光ガイドブックだ。私も出張などで全国各地に行くときには、その土地のd design travel を見るようにしている。普通のガイドブックにはない視点で、その地域の魅力を最大限引き出しているガイドブックだ。

駅家の木馬祭りは、継続していく中で様々なコンテンツが追加され、その内容は想像の限り変わっていく。お祭りの起源は想像なのだ。昨年より、このお祭りの主役「弁天様」をコンテスト形式で募集する「弁天様コンテスト」を実施している。お祭り当日の主役を募集しようというもの。お祭りの主役になったことがある人は少ないと思う。人生の中で主役になれる瞬間があるということは素晴らしい。

応募資格は将来の夢が語れること。審査員の前で将来の夢をスピーチして審査員にその想いを伝える。アピールとして特技や一芸を披露することも可能ということだ。特技や一芸というのは、歌がうまい、足がはやい、ダンスができる、体が柔らかい、大声が出るなどなど、ジャンルは問わない。自分で自信持って発表できれはなんでもOK という事なので、様々な人にチャレンジしてほしい。弁天様コンテストは、７月７日前橋七夕まつりの日に開催される。参加賞として、まちなかの駄菓子屋「わがじゃん」の１００円のお買い物券がもらえる。お祭りついでにコンテストに参加してみるものいいかもしれない。

□グランプリ ：今年の木馬祭りに弁天様として出演　副賞▶ガトーフェスタハラダ商品詰め合わせ
□参加賞 ：参加者全員にまちなかの駄菓子屋「わがじゃん」で使える１００円分のお買い物券

問い合わせ先 駅家の木馬祭り実行委員会 090-3510-6113  umayanomokuba@gmail.com

〈駅家の木馬祭り詳細〉

『駅家ノ木馬祭』は、現代美術作家の白川昌生が創作した、江戸から明治はじめにかけての前橋のまちを舞台にした物語、『駅家ノ木馬祭』をもとに、その中に出てくる失われたお祭りを現代に再現するというアートプロジェク トです。

2011 年に第一回が行われ継続して開催されています。白川昌生が込めた、困難な時代にアートや文化の 力で生き抜くためのクリエイティブな想像力への想いをエネルギーに、手作りのさまざまな木馬や太鼓や勇ましい踊りが前橋のまちなかにあふれかえる、躍動的でカラフルな力強いお祭りです。

群馬県の県庁所在地前橋市、その前橋市の中心商店街(まちなか)を「木馬!木馬だ!だ・だ・だ!」の掛け声と共に、簡単な踊りと太鼓で賑やかにパレードします。

前橋市議会議員　岡 正己