はじまりはいつも雨。ここ最近は、はじまりばかりである。

濁る広瀬川、毎日違う表情を見せてくれる。３連休の最終日は、子供達と普段なかなかできない事務所のお掃除を行った。お掃除するとなんだかいい気分だ。普段は誰かが来ることもないのでついつい散らかってしまう。ずっと取り付けていなかった照明も付けたり、床を水拭きしたり、全てはやりきれなかったがそれなりに綺麗になった。

私はモノが捨てられない性格なので事務所の一室は完全に物置になっている。いつか使う日が来るかもしれない、誰が欲しい人がいるかもしれないと考えると捨てられない。私には不要なものでもゴミとして処分されてしまうというのはなんとも悲しい。過去のイベントで使用した備品などもどれも全く必要ないが思いが詰まりすぎて捨てられない。以前思い切って処分しようとクローゼットをひっくり返しフリーマーケットに出店しやこともあるが、服のクセが強すぎて全く売れなくて、売れ残った洋服たちも山になっている。「よくもまぁこんな癖の強い服着てたよな〜」とか懐かしいさに浸るくらいしか出来ない。それでも捨てるのはやはり勿体ないと事務所に来る人に「これ着ます？むしろ着られます？」みたいな感じで少しずつ減ってはいるものの、最後の方に残るものだから当然癖が強いか、お気に入りすぎて着すぎてボロボロになっているかどちらかだ。

その辺の物がなくなればスペースも広くなって作業スペースと事務スペースを分けることが出来るかもしれない。と思ったがPARAHOTELで使用したベッドが二つ重なっていてその上に駅家の木馬祭りの平太鼓が３つ重なっている光景を見ていると部屋が片付くのはまだまだ先だ。断捨離は難しい。

前橋市議会議員　岡 正己