2019年7月17日
ご近所物語。
失恋して髪を切る。失敗して反省坊主。 人間は本能的に何かを変えたいと思う時、髪の毛に変化を求める。髪を切り、身だしなみを整え、心を定め、凛とする。 ヘアーカッツは新しい自分への近道だ。 髪を切るというのは自分自身で変化を促せる、まさに変身と言えよう。
と大げさなことは何もなく、時間ができたのでご近所の床屋さんに行った。最近白髪が増えた。とても。普段はポマードで固めているのであまり分からないのだけれど半分くらい白くなってきたような感じである。私はそれもなんか良いかな〜と思う。「味ですね、味。」
ここ最近ご近所が熱い。ご近所のお店に極力足を運ぶようにしている。そこにある前橋らしさを掘る。個人店には様々な個性と歴史があるにも関わらず、最近の買い方の傾向により名店と呼ばれるお店でもいつの間にか廃業なんてこともある。しかし個人店こそその土地らしさがある。その土地らしさはプライドだ。
日々の生活に疑問を持つ。前橋らしさとは何か。何気ない日常を疑い、本質を見る。まずは、ものの買い方を変えることから実行していこう。毎日使っているお金はどこに、誰に行くのか。値段に騙されてはいけない。背景に顔が見える商品を買おう。
前橋市議会議員 岡 正己