群馬県学校給食地区別研究集会に参加。

私が参加した第３部会では、アレルギー対応の事例を伺った。アレルギーの児童は増える一方でその種類は細かく分けるとかなりの数に上る。調理場の関係などから別メニューでの対応は、なかなか難しく、アレルギーがある食材を除外する、もしくは弁当持参などで対応するしかない。先進事例ということでは、山梨県の南アルプス市は７品目のアレルギーに対応しているということである。

単純に考えて、７通りの別のメニューを作るというのは考えにくいので、７品目全てをフリーにしているメニューを提供しているということだと思う。アレルギーはその種類や体調にもよって違うとのことで、メニューの取り違えなどの不安も先生への負担となってくる。引き続きの課題としてとても参考になった。

夜は、ローカルメディアナイト×ぐんま愛　トークイベントに参加するため、群馬の地元新聞社、上毛新聞社へ。

「若者定住　ローカルメディア・プレイヤーからの提言」をテーマに、県内のローカルメディア運営者が語り合う公開トーク。
３人のローカルメディア運営者から話を聞くというものだ。

登壇者は、「gooma」編集長 市根井直規さん、「高崎で暮らす」編集長 西涼子さん 、「おてんま」編集部 高野綾子 さん
の３人。司会は前橋市の「東（あずま）地区」に特化したウエブサイト「あずまある」を運営している上毛新聞社編集局編集部 　須藤拓生さん。４人それぞれ違ったメディアを運営しているので、視点の違いやこだわりなども聞くことができた。新聞社の企画という点がとても面白く、今後の可能性が見えたトークイベントであった。いずれは、web、動画、紙まで様々な群馬のメディアを集めたらとても面白いことが起きそうである。

前橋市議会議員　岡 正己