2019年8月29日
地域のプロデューサー。
10時からのセミナーに参加するため高崎駅始発の新幹線で京都へ。
5時49分の前橋発で9時49分に京都へ着く。日帰りも可能な感覚だ。
一般社団法人地方議員研修会 「新人議員のための議会のしくみ基本講座」
元流山市議会議員で現在は茨城県境町参与、麗澤大学経済社会総合センター客員研究員の松井豊氏。以前からお名前と存在を知っていたので一度は話を聞いてみたいと思っていた方だ。流山市議時代の議会改革の話などはもっとじっくり伺ってみたい。
今回は、新人議員のための基本講座。私は今年で3年目になるが、まだ1期目の新人だ。新人のセミナーは今まで受けたことがなかったので新人のうちにしっかりと学んでおきたいと考え受講した。コミュニケーションの基本から、議員とは、議会とは、の基本を学ぶ。
他議会のやり方を聞けば聞くほど前橋市議会の姿が見えてくる。そこで出てくる課題や疑問は改善点だ。今の前橋市議会の本会議、委員会は市民にわかりやすいのか。なぜプロジェクターを使用して質問ができないのか。言葉だけで説明するということは解釈をその人に任せるということ。事実が重要な本会議の中で絵(写真)や図が使えないということは共通理解が得にくい。変化が必要である。
2次情報ではなく、1次情報をとることが重要。人はよく誰かから聞いたものを信じる。誰かから聞いたことは2次情報だ。議員であるならば自分自身で確かめて判断することが求められる。
質の高い一般質問とは。(前橋では総括質問と言う)1、誰のための質問か2、論点・争点が明確3、対象とする問題の現状(事実)が把握できているか。
近い将来のありたい姿を描く。現状と事実とのギャップは何か、そこにポイントがある。できない理由をどうすればクリアーできるか、課題は何か。課題があれば改善できる。改善は誰の仕事か。議員である。
議員は地域のプロデューサーという言葉がとても染みた。
前橋市議会議員 岡 正己