2019年9月8日
火。
子供達の職業体験「スマイルキッズショッパーズ」がけやきウォークというショッピングモールで行われた。もともと前橋青年会議所の事業だったが実行委員会形式で引き継がれ今回で11回目を迎える。学校でも家庭でもない、社会という環境で子供達が受ける影響はとても大きいと思う。私も職業体験のブースの一つ「政治家」という職業を担当した。ショッピングモールで政治家の職業体験というのはかなりハードルが高く悩みながらも「みんなの身近にある問題を解決してみよう!」というワークショップ形式で実施した。子供達にどこまで伝えられたかわからないが、政治とは身近な問題に直結しているということを体験してもらえたと思う。
間髪入れずに藁馬お焚き上げの準備。10月26日に行われる「駅家の木馬まつり」の前月夜祭だ。
みんなのお願い事が縛り付けられた骨組みに藁で肉付け。どっぷりとしたいい感じの藁馬となった。背景に群馬県庁を背負いたくましさを感じる。
準備が整ったこともあり、前橋市総社町の国登録有形文化財の「旧本間酒造」で開催されている展示「ソウウレシ」へ。群馬ゆかりのアーティストたちの様々な作品があり見応え十分だ。旧本間酒造の使い方としてもとても面白い。
そうこうしているうちに藁馬お焚き上げの時間。今回はファイヤーパフォーマンスの「GOROPIKA」さんをお迎えしてとても迫力のあるものとなった。
前橋市でこれが見れるということ自体も面白かったが、利根川があり駐車場というスペースが表現の場所になるという意味がとても大きい。様々なデジタル機材などの進化が止まらない世の中だが、火というとてもプリミティブなものこそ人の心を打つ。地方都市は引き算もとても大事である。
前橋市議会議員 岡 正己