前橋赤城山ヒルクライム大会。今年で９回目となる。前職のまえばしCITYエフエムの時代の第１回目から何かしらで関わっている。市議会議員は来賓として呼ばれるが特に何をするでもないのでスタート地点で会場の雰囲気を味わう。今年は、北は青森から南は沖縄まで総勢３６５６人が参加した。来年は記念ずべき１０回目となるので私も参加したい。赤城山は前橋のシンボルだ。前橋の高校生は必ず出場する。くらいのものになればとても面白い。自分たちのシンボルに自分たちの力で登ればシビックプライドも醸成され自信にも繋がる。今年小学校６年生の息子を現場に連れて行っていたので、今から植え付けておいた。（本人は嫌がっている）
 
前橋の奥座敷、敷島公園。松林の中では「敷島本の森。」というブックマルシェが開かれていた。静かな雰囲気にぴったりのイベントで私も何冊か購入した。

継続イベントとして地域に定着している。敷島公園は、子供の頃は魚釣や中学校の体育大会、大人になってからは、野外映画上映会「しきしま⭐︎ナイトスクリーン」なども企画したことがありとにかく思い入れのある公園だ。まちなかとはまた違う魅力があり、ここもまた前橋らしい。そんな敷島公園の夜は全く違う顔に。

劇団どくんごの芝居小屋がポツリとたっていた。演出によって「ここはどこか？」となんども問いかけてしまった。自分の話がどこかに散りばめられているような感覚と笑いと感動が交差してとにかく素晴らしい時間だった。

テレビや映画などでは味わえない、なんとも言えない相互通行的な雰囲気で様々な問いかけがきて、移動しながら芝居を続ける劇団に生きるという力強さをいただいた。

前橋市議会議員　岡 正己