2019年10月17日

市民経済常任委員会行政視察2日目。

市民経済常任委員会行政視察2日目は敦賀市。中心市街地活性化について。商店街や観光拠点・観光資源等をつなく様々な施策を推進し、商店街を軸とした回遊ルートの創出を中心として「人が行き交い、様々な交流が生まれる中心市街地」を目指して中心市街地の活性化に取り組んでいる。

座学と現地視察。中心市街地活性化と一言でいっても地域によって課題や手法は異なる。その地域の特性に合わせた形で進めていかなければならない。北陸新幹線が令和4年に敦賀開業となるため全体的な方向が観光誘客へと向いている。

国、県、市がそれぞれ協調して観光都市を目指している。

福井県のおもてなし商業エリア創出事業。県との協調補助金 1/2 上限300万 (県150万、市150万)により生まれ変わったお茶屋さん。店先に喫茶スペースを設けた。

事業仕分け閉鎖になったアクアトム。まちの中心に残された負の遺産。

景観形成地区道路整備事業。

町家再生事業(町家テナントミックス事業)商店街に足りて無い業種をアンケートから割り出して町にはめ込んでいく。アンケートの結果飲食機能が弱い、昼食が弱いなどが割り出され、カフェ、理髪店兼ブックカフェ、雑貨屋の3店舗がオープン。運営方式はまちづくり会社「港都つるが株式会社」と家主をそれぞれ賃貸人、賃借人とするサブリースの形態を採用。

 

まちづくりの業務に携わった専門知識、経験、実績と情熱を持ったタウンマネージャーを受け入れて、空き店舗対策、商店街活性化のための業務、港都つるがとしての中長期計画の立案業務、プロパー職員へのノウハウ継承、その他中心商店街に関する業務を行っている。タウンマネージャーのアドバイスにより商店街のお店で全て100円で買える「百円市」というものを開催していたが、それでは安物買いのお客さんしかこないので、安いものではなくて普段売っていない良いものものを売り、リピーターにつなげるようなイベントに切り替えたという。タウンマネージャーの口癖は「イベントは商店主にメリットがなければ意味がない」タウンマネージャー、前橋にも必要かもしれない。

前橋市議会議員 岡 正己

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