2019年12月24日

マイバス。

前橋市のコミュニティバス「マイバス」。存在は知っているという人が多いと思うが、実際にいつも利用しているという方はそこまで多くないと感じている。しかしこのマイバスがないと日々の生活に支障が出るという市民がいることも事実。

タイミングがあったので利用してみることにした。何事も経験しなければわからない。
マイバス南循環21勢多会館北乗り場から乗車。時刻表を見ると20分感覚となっている。午後15:16同乗者は4人。先日閉会した、前橋市議会令和元年第4回定例会の総括質問でもマイバスに関しての質問をした。
(1)マイバスの現状と今後の展開
(岡)前橋市では、既存のバス路線を補完する路線としてマイバスを運行させているが、利用者が少ない便も見受けられることから、現在進めている公共交通網の再編とともに見直しが必要だと考える。マイバスの現状と課題について伺う。

(答弁者 政策部長)
マイバスの現状と課題について。マイバスは、現在、東西南北循環の4ルートがあり、各ルート2台ずつの計8台で運行しています。平成30年度は、4循環合わせて約22万人の利用があったため、一定の需要はあるものと認識しているが、収支率は平均18.9%という状況であり、市からの補助額については、約8,000万円となっている。また、南北循環においては、片方向の運行のみであることや、東西循環の運行間隔が長いことなどに加え、人件費や燃料油脂費等の運行にかかる経費が増加傾向にあることが課題となっていることから、バス路線の見直しに合わせた利便性向上策に取り組んでまいりたいと考えている。

(岡)今後、マイバスを継続していくためには、運行間隔や運行経路を見直すことによる利用者増に向けた施策はもとより、運賃体系の見直しや、車両の小型化によるコストの削減とともに、電気自動車化による環境への配慮等にも取り組むことが重要であると考える。また、現在運行しているマイバスの中には、汚れのひどい車両もあり、利用者の乗車意欲がそがれると感じている。企業広告を募るなどして、ラッピングを行うべきであると考えるがいかがか。

(答弁者 政策部長)
車両の小型化につきましては、指摘のあった運行体系の抜本的な見直しを行う際には検討すべきことと考えるが、現状は、需要の集中する時間帯やイベント開催時等に、多くの方にご利用いただくことがあるので、既存の車両サイズでの継続運行を考えている。また、電気自動車化につきましては、国が導入を推進するグリーンスローモビリティの活用等も含め、検討していく必要があるものと考えている。さらに、運賃体系の見直しにつきましては、現在進めている本市全体のバス路線網再編の中で、利便性向上策と併せて検討していく。次に、ラッピングにつきましては、既存のバス車両は、運行開始時に一般公募によって採用されたデザインとなっているが、指摘のとおり、経年劣化による外装の汚れが目立つものもあるので、企業広告募集などによるラッピングについて、バス事業者と検討してまいりたいと考えている。

(岡)マイバスの後ろに雪だるまがプリントされているがその雪だるまがまっ茶色のバスがある。また、マイバスはスズラン前には10分間隔で通るため街中の景色を作る重要なものでもある。池袋では、桐生市の株式会社シンクトゥギャザーが製造販売している電気バス「I K E B U S」を導入し、新しい名物となって街の様子を変えている。街中を歩いているときに茶色い廃棄ガスをあげながら走るマイバスに1人しか乗っていない状態を見た時に、この燃料を使って1人を運んで地球を汚しながら税金を使っているという現実を叩きつけられた。再生可能エネルギーを使用した電気バスなどで新しい価値を象徴するものとなればラッピングのスポンサーや車内広告なども興味を持ってくれる企業も増えるなど様々な効果は出ると考える。

前橋市議会議員 岡 正己

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