2020年2月13日

前橋偏集部。

地方都市と聞いて思い浮かぶのはどこだろうか。
誰かが言った。どこかの地方都市は日本の未来の姿だと。都会と呼ばれるところにばかり、我々の未来があると考えてしまいがちだが、実は地方都市こそ日本の未来の姿なのである。

情報化社会はとてつもない勢いで成熟し、もはや住んでいる場所はそんなに大きな問題ではなくなった。どこに住んでいても大体のものは手に入る。よくある地方都市は、国道沿いに全国チェーンのお店が立ち並び、どこも同じような風景になってしまっている。住んでいる人はそれを珍しいと感じることもなく、むしろ住みやすいと言っている。どこもかしこも同じ顔。これが私たちが理想とする都市なのか。

「水と緑と詩のまち」これは前橋市のキャッチフレーズだが、「水と緑の〜」というフレーズはどこの都市でも当てはまる。水と緑が無い都市なんてない。唯一、前橋市で特徴的なのは詩(うた)が入っているという点である。詩とは何か。これは口語自由詩を確立した、萩原朔太郎の出身地ということに由来する。「前橋は前衛のまちだ。」これは現在前橋文学館の館長で萩原朔太郎の孫にあたる萩原朔美氏の言葉。

私も共感する。前橋には前衛がよく似合う。 つづく。

前橋市議会議員 岡 正己

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