前橋市空き家等対策協議会を傍聴した。
全国的な問題である空き家を前橋市では今後どう考えていくのか。

課題はとても多い。前橋市では重点地区と最重点地区に指定して対策を進めて行く。

最重点地区は千代田町である。千代田町とはいわゆるまちなかのことだ。
空き店舗は無くなってきているのに空き家はある。

不動屋さんの役割と行政の役割をはっきりさせて問題に取り組まなくてはならない。
売りたい人と買いたい人のマッチングがうまく行くためにはどうすれば良いか。

情報を正確に把握するのに時間がかかる。
価値があれば時間をかける意味もあるが時間をかけて調査して空振りもあるだろう。

色々考えさせられる協議会であった。

委員の方に知り合いの方もいて、終了後に有意義な意見交換もできた。
やはり何事も参加することが大事である。

その後、別の打ち合わせで赤城山方面に。
赤城山を登って行くとどんどん周りの山々が見えてくる。

群馬らしい光景だと思う。

向かう途中に畑を発見した。
畑で太陽光発電をしていた。下には野菜も育てている。
このやり方は見たことがなかったが、よくある光景なのだろうか。

畑という字は、火と田。火の田んぼ。
動物のエネルギーも機械のエネルギーも作ってくれている。
畑は素晴らしい。

私は太陽光発電パネルが好きではない。
エコなはずなのに何か人間のエゴというか
景観を損ねてでも売電したいという気持ちを全面に感じてしまう。

このパネルは役目が終わった後どうなるのか。
ゴミになってしまうのか。

景観はとても重要である。
しかし、この畑はなんとも一石二鳥な感じがした。

前橋市の日照時間はとても長い。前橋の重要な資源である。
景観を損なわずうまく発電できるようになればいいと思う。

前橋市議会　議員　岡  正己