2020年3月4日

経験。

新型コロナウイルスの混乱のなか、令和2年前橋市議会第1回定例会が開会。令和2年度前橋市一般会計予算案など50議案が上程された。傍聴は極力自粛してもらえるように市議会のホームページで告知するとともに、来た方には手指の消毒とマスク着用を促した。質問通告をして今回も20分間の総括質問を行う。13回目の質問になる。

私としては1期目の任期最後の年が始まった。委員会所属は総務常任委員会となり副委員長に就任した。総務常任委員会は議員となって初めの年に所属したので今回で2回目である。最初はなかなかわからないまま、がむしゃらに予算書をめくりながら質問を考えていた頃が懐かしい。4年目になると多少慣れてきたので予算書の金額の中に様々な意味を読み取ることができてくる。経験に勝るものはない。

2月9日の前橋市長選挙と同日で前橋市議会議員補欠選挙が行われ3人の新人議員が誕生した。その3人の姿や、感じている疑問点を見ていると自分が忘れていたことが思いだされる。新鮮さも失わないようにしたい。常に当たり前を疑っていきたい。常識の中に革新の種があるのだ。

夜予定されていた会議も新型コロナウイルスの影響によりWEB会議となった。

技術革新により様々なことが可能になる。しっかりとした会議であったが、実際に会って行うものと遜色はなかった。こういう緊急時だからこそプラスに考えてできることをやる。この時にどこような行動を取ったかが、今後の糧になるのだ。我々は東日本大震災をしっかりと経験した世代だ。あの経験は本当に大きい。あの不安感、流れる空気、どれをとっても間違いなく今まで生きていたなかで最悪だった。しかしそんな最悪の状況の中でもなんとか頑張って生き抜こうとする人間の力を知った。

あの経験があるのでこの自粛ムードは乗り越えられる。そんな根拠のない自信もある。経験の中で人は変わっていくものだ。今回の経験が少しでも良い方向に働くといい。

前橋市議会議員 岡 正己

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